東京都渋谷区にある金王八幡宮にお参りしました

        金王八幡宮の一の鳥居
        金王八幡宮の一の鳥居

金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)


御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)


所在地:東京都渋谷区渋谷3-5-12


御由緒:源義家が、後三年役の勝利は河崎基家(渋谷の祖)の崇拝する八幡神の加護なりと渋谷城内に寛治六年(1092年)に勧請した。基家の子、重家は堀河帝より渋谷の姓を賜り、これが渋谷の地名の発祥とされる。重家の子、渋谷金王丸は武勇に勝れ源義朝・頼朝に仕えた。境内の金王桜は、頼朝が金王丸の誠忠を偲び名付け植えた。旧郷社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)

         金王八幡宮の拝殿
         金王八幡宮の拝殿

金王八幡宮は、渋谷駅から徒歩で10分ほどの高台に鎮座します。この地は、渋谷城があったところだそうです。


車が頻繁に行き交う公道に、黒い大きな鳥居が建っています。これが一の鳥居のようです。かつての参道が公道になってしまったのでしょうか。


二の鳥居、神門をくぐると、正面にまばゆいばかりの拝殿が見えます。

        金王八幡宮の拝殿の向拝
        金王八幡宮の拝殿の向拝

現在の社殿は、徳川家光が3代将軍に決定したとき、守役の青山忠俊が家光の乳母春日局とともに慶長17年(1612年) に寄進したといわれています。渋谷区の有形文化財に指定されています(詳しくはこちらから)。


社殿の様式は、権現造でしょうか。藤日出男『社寺建築の工法』(記事はこちらから)にある権現造の様式図例に示してあるとおりです。正面にある千鳥破風と軒唐破風。わずかに見える本殿には、千木や鰹木がないようです。


拝殿の向拝には、極彩色の虹梁、木鼻、組物、中備などが設けられています。

      金王八幡宮の御朱印
      金王八幡宮の御朱印

拝殿右手に、「金王桜」が生えています。これは、渋谷区の天然記念物に指定されています(詳しくはこちらから)。ただ、この時季なので、枝があるだけでした。


境内にある宝物殿を拝見しました。そこに展示してある「大江山鬼退治之図」絵馬と算額とは、渋谷区の有形民俗文化財に指定されています(詳しくはこちらから)。


場所柄か、鬱蒼とした鎮守の森という具合ではありませんが、境内には、シイノキ、イチョウ、ケヤキ、クスノキなどの太い樹木が茂っています。その中の多くに、渋谷区保存樹木の標識が設置してありました。


お札授与所でお願いして、御朱印をいただきました。


 

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