諏訪神社(すわじんじゃ)
所在地:川崎市高津区諏訪3-16-48
御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)、五十猛命( いたけるのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、大日孁尊(おおひるめのみこと)、保食神(うけもちのかみ)
御由緒:信濃国の豪族諏訪安藝守源頼忠の末孫、諏訪左近頼久なる者が天正18年 (1590年)、 主家北條左京大夫氏直の許を離れ、この地に来て、慶長年中、深く崇拝する信州諏訪大社の大神の分霊を受け守護神としてここに勧請した。爾来近郷の鎮守として崇敬され、明治32年、省令に依り、諏訪社に杉山社、大陸天社、神明社、稲荷社を合祀し諏訪神社と総稱した。現在の御社殿は大正初期の造営に成り、大正4年4月、遷宮祭を執行する。昭和3年神饌幣帛料共進社に指定された。旧村社。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
高津諏訪神社は、東急大井町線の二子新地駅から徒歩8分ほどの住宅地の中に鎮座します。
はじめて行くと、この神社を探すのに苦労します。遠くから見てもわかるような鎮守の森ではありません。
一の鳥居からの参道は、民家と民家との間の狭い道です。
拝殿の屋根は、珍しくも、瓦葺きのようです。
拝殿の後ろに、入母屋造りの本殿が建っています。
朱塗りの屋根ですが、経年のためか、塗りが剥げ落ち、さびが目立っていました。
本殿の裏手の太い樹木が2本、高さ3メートル位のところで伐られていました。隣地に新しいマンションが建っていました。
住宅が密集した地域で、高い樹木の茂った鎮守の森を維持するのは難しいのでしょうか。