熊野神社(くまのじんじゃ)
所在地:川崎市幸区北加瀬1-13-2
御祭神:伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、事解男命(ことさかのおのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
御由緒:社伝によると、天正15年北条氏直により創建されたと伝える。新編武蔵風土記稿、北加瀬村の項に「熊野社、加瀬山の中、了源寺の背にあり村の鎮守なり」と記載されている。明治42年稲荷神社を合祀した。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
加瀬山にある夢見ヶ崎動物公園へ散歩に行ったところ、真ん中辺りに北加瀬熊野神社がありました。動物園の中にある神社という感じです。
境内地は、社殿の左手が空き地のような広場になっています。社殿の周りには、まばらに樹木が生えています。
それでも、川崎市の「保存樹林(指定日:昭和52年3月指定、指定番号:第16号、主な樹種:クスノキ・シイノキ・イチョウ)」の標識が設けられていました。
社殿は、たいぶ古びているように見えました。
加瀬山は、夢見ヶ崎動物公園と夢見ヶ崎公園が大部分を占めていますが、そこには、色々の樹木があり、しかも各樹木には分りやすい案内板が設置してあります。
なかなか樹木を見わけることができない者にとっては、この案内板は重宝です。クロマツ、エノキ、トチノキ、クスノキ、ソメイヨシノ、ハクモクレン、ヤエザクラ、マテバシイ、トウカエデ、ケヤキ、等など。